「政治経済」タグアーカイブ

「人づくり革命」への提案

 政治絡みのニュースはよくわからない。そもそも正式名称がわからない。国は国民運動と称し、さまざまな啓蒙を進めているが、伝わってこない。例えば7月24日の「テレワーク・デイ」は開催直前に知った。

 以前、河野太郎氏の自宅のすぐそばに住んでいた(参照)。自治会の副会長、神社の氏子会の副会長を務めていた父は生前、河野太郎氏と顔見知りの仲だった。自分自身も平塚市の活性化策としてJT跡地の有効活用法を直接訴えたことがある。その河野氏は外務大臣に就任し、地元を離れることが増えるだろう。それでも事務所に案を持ち込めば聞いてもらえるはずだ。
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「ホワイトジョブ300」の実現性を考える

 大石哲之(@tyk97)さんの「提案」は、ある種の理想といえるだろう。その趣旨には大いに賛同するが、現実問題として、首都圏では、家賃8~11万程度の郊外エリアでも「年収300万」では生活できない。給与の約半分が家賃・住宅ローンで消えてしまうからだ。逆に、東京都内・近郊で暮らし続けたければ、長時間労働を厭わず、高収入を目指して働くしかない。今ですら贅沢品の「子ども」は、完全に富裕層の特権になる。

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格差の前段階として、「分断」が進んでいる

 理不尽な母親に悩み、ずっと”生まれ”と”運”に左右される「格差」が問題だと思ってきた。しかし、最近、”生まれ”と、触れてきた教育・文化・教養・人間関係の差による日本人同士の「分断」のほうが致命的な問題だと思うようになってきた。同じ市内ですら、学区が違うとまるで違う街。同じ学区でも、電車通勤・車通勤のフルタイム正社員と自転車通勤の非正規雇用者では、生活のリズムや街に対する評価がまるで違う。

 一口に非正規といっても、正社員になれずに妥協して勤務している若年層、夢を叶えるための自己研鑚や学業の合間に働くアルバイト層、家計の足しや小遣い増額のために働くパート主婦層では、求める水準が異なる。残念ながら、子どもを産むなら正社員に限る。少子化の要因の一つは、きちんと産休・育休を取得できる企業に勤務する正社員か実績のあるフリーランスしか安心して産めない現状の社会保障制度にあるだろう。一刻も早く改善して欲しい。

 本題に戻ろう。今の日本は、主に収入と文化資本の差と、運に左右される「格差社会」になりつつあり、その根底に「分断」がある。スマートフォンの普及は、ソーシャルメディアの普及とリンクしていると当初から感じていた。ソーシャルメディア側の信頼性の高い調査データがなかったため、仕事で書いた記事ではあまり触れてこなかったが、Twitterでは、繰り返しツイートしてきた。

 従来型の携帯電話、通称「ガラケー」は、この3年の間に、急ピッチでスマートフォンに置き換わりつつある。2010年4月に発売されたAndroid搭載スマートフォン「Xperia」が売れ、spモード対応後、さらに売上を伸ばした。iモードのアドレスがそのまま使えれば、スマートフォンでも受け入れられるとわかり、ドコモとKDDI(au)は、スマートフォンメインのラインアップに舵を切った。auは、その後、新規ユーザーの獲得のため、iPhone主体に切り替えたため、牽引役はドコモになった。今や、Android搭載スマートフォンのほとんどは、防水やワンセグ、おサイフケータイに対応し、ほとんどガラケーの発展形といってもいい。
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子どもは親の所有物ではない

 5月25日に何気なく書いたツイートが執筆者本人にリツイートされ、それがきっかけとなり、過去最多となる31件のリツイートと、7件の「お気に入り」をいただいた(2012年6月16日時点)。

 「子は親を養うための道具ではない。子は親の所有物ではない」とは、リンクを紹介した松永英明さん(@kotono8)が執筆した記事「河本準一氏叩きで見失われる本当の問題」の本文中の言葉をそのまま引用したもの。そして、記事を読んだ感想として、<この言葉を母に聞かせたい>と加えた。多数のリツイートは、「晒し」ではなく、「賛同」を意味していると思いたい。私と同じように、母親に対し、複雑な思いを抱いている人は少なくないようだ。家庭環境は人それぞれ。しかも、インターネットや友人を通じて多くの情報を得ている子ども側ではなく、交友関係が狭く、古い昭和の固定観念にとらわれた親側に問題があるパターンのほうが多いはず。現状の生活保護・年金・社会保険などの各種社会保障の制度と、高所得者優遇の税制を続ける限り、親族間の扶養義務強化には強く反対したい。
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ループする貧困・格差の問題と閉塞感(2012年5月のツイートまとめ)

 図書館で偶然見つけた2009年12月発行の書籍『格差社会という不幸』を読んだ。動画ニュース「宮台マル激トーク・オン・デマンド」の再録のため、今から2、3年以上前に討論された内容だ。しかし、去年から今年にかけて、事故や制度変更をきっかけに注目を集めるようになった「貧困」「晩婚・非婚化」を中心に、行き過ぎた規制緩和や事なかれ主義による「安全軽視」、情報リテラシーの知識やとらえ方の違いによる数々の「炎上事件(個人叩き)」、そして、ネットとリアルの融合によって生まれた「ビックデータ」の活用と「個人情報保護」の両立など、さまざまな問題について、すでに論じていたことに驚いた。

 良識ある人のなかでは、現状を打破するための解決策は、ほぼ見えているはず。経済を活性化し、金銭的にも心理的にも身体的にも「生きやすい」世の中を作り、特に若年層の収入を増やすことだ。

 経済成長とともに、人類初の大量生産・大量消費の資本主義社会が到来し、核家族化が進んだ結果、「金の切れ目が縁の切れ目」になった。日本経済全体の成長が鈍化した後も、昔の栄光の復活を追い求め、さまざまな仕組み・制度の抜本的な見直しを行わなかった。『格差社会という不幸』の中で繰り返し触れられた、現状は「タメのない社会」という指摘に共感した。一度失敗するとやり直しが効かず、生まれついた家庭環境がよくないと、親が死ぬまで、生涯、負の影響を受け続ける。「タメのない社会」は、経済格差を助長させ、その結果として階層の二極化と少子化が進んでいく。問題は、「格差」ではなく、日本国内での相対的な「貧困」。そこに気づかない限り、世の中はよくならない。

 大学で初めてインターネットに触れた時、これから絶対に伸びる、可能性に満ちた世界だと思った。それから14年。ツール(道具)としては、高齢者を除き、広く一般に普及し、情報を自ら発信する人も増えた。掲示板・チャット、ブログ、コメント欄、トラックバック、そして、Twitter・Facebookと、手段は変わっても、Webのトレンドは、一貫して双方向・リアルタイムのコミュニケーションの活性化に向かっている。しかし、同時に昔ほど、楽しさを感じなくなってきた。Facebookや有料メルマガなど、閉じたネットワークで楽しむ傾向が強まり、書き手の顔が見える面白い個人ブログ、Twitterユーザーが減ってきてしまった。初代iPadを購入してから丸2年、ずっとネット端末として使い続けてきて、本音としては、iPad本体ではなく、iPadで見ているネットコンテンツに蔓延する閉塞感とループ感に対し、少々「飽きた」感じは否めない。

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経済活性化策を考える

 国策として、自動車業界が保護されているのは、誰の目にも明らかだ。自動車の取得(購入)・維持に高い税金を課す一方で、「エコカー減税」によってまだ動く古い自動車からの買い替えを促す、という矛盾した政策が実行されている。制度終了後の値引き幅がわからない以上、この制度を利用したほうが得なので、買い替えを検討していた層は飛びつく。しかし、「若者の車離れ」が指摘される今、自動車業界が取り組むべきは、自動車(特に普通車)に関わる税負担・維持コストの引き下げと、安全性のさらなる向上だろう。少なくとも、東京23区や横浜市内の駅徒歩10分以内に住む場合、自家用車は要らない。「車離れ」の最大の要因は、都心に住む者にとって「不要」だからだ。要らないものを見栄で買うほど、金銭的余裕のある人は少ない。
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失望した東京都知事選の結果

 仕事で2008年春からアクセス解析を担当している。しかし、検索キーワードの詳細な分析はほとんど行っていない。某社の商用ツール(通称RT)では、ワンステップで確認できないからだ。何よりキーワードの数が多すぎる。現状、急に増加したキーワード以外、キャッチアップできていない。

 このブログでは、Google Analyticsを利用している。といっても、デフォルトのレポートをたまにチェックしているだけだが。RTと比べると、非常にわかりやすい。もっと使いこなせば、より高度な分析ができるだろう。できれば、仕事でもGoogle Analyticsに移行したいと思っている。いくら検索しても、ニュース記事と公式サイトしか情報が出てこない今のツールはやめたい。事前に複雑な設定をしない限り、経路分析ができないとか、検索キーワード別を調べるためにログイン後、5回くらいクリックが必要とか、複雑すぎる手順に辟易している。

自己主張のためのTwitter&ブログ

 さて、2011年3月11日以降、急激に増えたキーワードがある。それは「地震」「津波」だ。皆、不安に思っているのは間違いない。「iPad」も増えてきた。iPad 2発表後の値下げをきっかけに、気になった人が多くなったらしい。それまでは、「コードギアス」「ブノワトン」が多かった。後者については本当にうれしい。余りにも多かったので、このブログとは別に、HDDから「ブノワトンのパン」の写真を探し、フォトメインのブログを作ろうかと思った。しかし、残念なことに、焼きたてをすぐに食べてしまったため、写真はほとんど残ってなかった…。

 SEO対策のため、特定のジャンル・分野に絞ったサイト・ブログを運営するべき、という主張がある。私は書き手の顔を意識させる個人ブログの場合、いろいろ混ざっていたほうがおもしろいと思う。Twitterも同じだ。所属を明らかにしたTwitterアカウントとプライベートなアカウントを作り、同僚には前者しか知らせたくない、という意見にも確かに一理あるだろう。個人的なことをつぶやきにくくなるからだ。素をさらけ出して、それで壊れる関係なら、あってもなくても同じこと。好きなものは好き、納得的ないことは納得できないと主張しよう。特に若い世代は、政治・経済に関心を持ち、自分の意見をどんどん表に出していくべきだ。

 少し前の話題になるが、青少年健全育成条例の改正を推し進めた石原慎太郎氏が東京都知事選に立候補し、4期目の当選を果たしたことは、インターネットを利用して発信する者と世間のズレを大いに感じる出来事だった。TwitterのTLに流れていた都民の反応とはまったく異なり、信じられないと思った。未曾有の大震災があったにも関わらず、多くの都民は「日本は変わらなければならない」と思っていないのか。このままだと、日本は終わる。東京一極集中の仕組みが、現在、日本経済の最大のリスクとなっているというのに。やはりTwitterで見かけた、出口調査をもとにした世代別投票数のグラフによると、20代、30代の若年層が放棄せず、東国原氏に投票していれば、石原氏を上回っていた可能性が高い。石原を選んだのは、高齢者層と無関心な若年層。本当に残念。

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