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モラハラに消耗しているかもしれない

実は、最近よく目にする「モラルハラスメント(モラハラ)」を受けているかもしれないと気づいたため、「美容家電」「ロボット掃除機」「ハウスクリーニング」の3つの例をまとめた。このうち、まずはひとつのみ公開する。

なぜ、ハウスクリーニングの価値を認めないのか?

一度だけ業者に水回りのハウスクリーニングを依頼したことがある。そのクオリティの高さに驚嘆した。特に汚れがこびりついて取れなくなってしまうと業者に依頼しない限り、永久にきれいにならない。しかし、夫は家庭向けのハウスクリーニングというビジネスモデル自体を否定し、料金がもったいないので自分でやれという反発し、無能とひどく罵る。

一部の家電量販店ではPOSAカード式で「家事代行サービス/ハウスクリーニングサービス」を販売しているカジタクは「プレミアムホリデー」と題し、1日6時間、料理作りを含め、家事代行を楽しめる新しいサービスを開始した。「家事代行」を肯定的に感じている男女にとっては、わかりやすいネーミングであり、女性に寄り添ったメーカーの姿勢にとても好感が持てる。


光熱費や固定回線の通信料金など、項目ごとに分担する「夫婦別財布の」メリットは、自分の収入の範囲で自由におカネを使えること。デメリットは子どもの教育費や食費、冠婚葬祭費などをどちらが支出するかで揉めやすく、相互にチェックしないと貯金が貯まりにくいことだ。
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記憶は捏造される。夢は醒める―小説『わたしを離さないで』感想(ネタバレなし)

 作者のカズオ・イシグロの名は、ノーベル賞受賞の前、綾瀬はるか主演のドラマ版『わたしを離さないで』の番宣を見た後、Wikipediaで調べて知った。しかし、結局ドラマは視聴せず、受賞記念として、2017年10月に一挙放送された際も録画に失敗して、1回分しか見られなかった。やむを得ず、図書館で『わたしを離さないで』日本語翻訳の文庫版を予約した。それから1年。ようやく予約の順番が回ってきた。

 あらすじや設定を把握していたため、衝撃はさほどなかった。「日本生まれの英国人作家の純文学」という予備知識以外は一切入れずに読み始めるか、先にドラマ版を見て、原作との違いを探すという読み方をおすすめしたい。
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この国は自ら少子化を加速させている

政治には興味はないが、国のさまざまな政策は注視している。インフレ目標は正しい。だから、現金を抱える母に投資や現物化(自宅住み替え・自動車購入)を薦めたが、聞く耳を持たず。日本の上場企業の優待重視は、デフレ対応の人気取り策。海外のように配当の高さで出資を募るべきだし、増益増収続きが難しいなら上場しないという選択が正しい。それにしても、どうして誰もが現状維持ばかり望むのだろうか?

支給しすぎてきた年金制度はもうすぐ破綻する

人口減・空き家増加が顕著になる2030年前後を挟み、中古マンションや住宅地の売却価格に大きな違いがあるはず。現在の旧耐震・建て替え不可の自宅にあと5、6年、もしくは10年住み、その後、中古か新築マンションに住み替えると主張する母親に、今すぐ売却を促したい。ちなみに給湯設備は一回も更新していない。今さら100万円以上かけて水回りをすべてリフォームするくらいなら売却し、一人娘である自分と同居するか、売却資金を元手にそこそこのグレードの分譲賃貸か、サービス付き高齢者住宅に一人で住めば合理的にも関わらず、持ち家への思い入れに引きずられ、今の高水準の年金支給と、買い物に事欠かない街の賑わいが続くと信じてる。

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棄てられた氷河期世代 時代に壊された平凡な人生

自分や同僚は忙しいが、17時台に東京駅から帰宅する中高年の会社員や、休日、土日問わず、昼間に街を歩いている女性の多さをみると、世の中の人は「ヒマ」なのかと思ってしまう。自分のように、子どもを保育園に預け、睡眠と食事時間を削って何とか毎日回している子育て世帯は多いハズなのに、眠そうにしている人もそれほど多くはない。格差は何?

忙しいのはごく一部だけ、あとは皆、ヒマ。多忙な人はネットショッピングやスキマ時間にできるアプリ・ゲームに現実逃避する。年齢構成と労働状況が歪んだ国、それが今の日本。若手のがんばりが報われない年功序列の給与体系にしていながら、氷河期世代から手のひらを返して「評価給」という名の賃金抑制を行い、少子化・非婚化を招き、自然な滅びを受け入れつつある国。仕事と家事・育児の両立すら、一部の女性だけの悩み。本来、心底悩むべきは妻を専業主婦として養えない男性だ。

年収400万円以下の男女は無能か?

正社員フルタイム勤務にも関わらず、自分と夫の年収は、30代後半の個人年収の平均以下だが、会社の公開用の給与体系の資料を見たら「30歳相当」の職位・役職だった。本来なら世代平均並に得ていたはずで、単に評価されていないから給与が低いだけだと知った。自分は、現在、子どもの保育園のお迎え・準備、子どもの世話に時間を費やさなければならない制約があり、上がる見込みはない。昇給・昇格できれば、世代相応の年収は得られたはずで、要は自分が無能なのだ。
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映画『コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道』感想

この10年、日本の政治家は何をやっていたのか。少子化対策は若干の改善にとどまり、年金マクロスライドはいまだ全面的に発動していない。急増する高齢者を棄民として扱わない限り、この国は未来をつかむことができないと誰の目にも明らかなのに。

自然に滅びゆく日本に抗う……

2006年の『コードギアス 反逆のルルーシュ』テレビ版放映時、<大国と戦い、無条件降伏の結果、名前と尊厳を奪われた国>という設定はリアリティがあった。そしてゼロという強力なリーダーシップをもった象徴が登場すれば、多くの人が自立のため戦うという期待があった。放映当時はスザクに肩入れする人が多かったように思う。ルルーシュは同情以上に反感を抱かれていた。最後は日本人が大好きな自己犠牲の物語に帰結する。
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スマホ・ネット・SNSの普及を経て「横国マルチ」が「都市社会」に進化した

 生涯年収は、新卒で就職した年の景気に左右されるという。2017年時点で30代後半から40代の世代は、就職状況が悪く、氷河期世代と呼ばれている。未婚率も高く、将来への懸念から節約志向も強い。実際、あと数年経てば、夫婦2人とも平均年収まで達するとは思えない。

主要家電量販店の初任給を比較 ほぼ横並びだが、実際は大きな差?
 「平成28年(2016年)賃金構造基本統計調査」によると、2016年6月の平均賃金(時間外勤務手当、休日出勤手当などを含めない税込の給与額)は30万4000円(平均年齢42.2歳、平均勤続年数11.9年)、男性に限ると33万5200円(平均年齢43.0歳、平均勤続年数13.3年)、女性に限ると24万4600円(平均年齢40.7歳、平均勤続年数9.3年)で、賞与や残業手当などをプラスすると、男女あわせた平均年収は400万円台半ばと推測される。

ITスキル・情報収集意欲の差が大きい氷河期世代

 そんな不景気の底から脱却しつつあった2002年に大学を卒業し、新卒で地元・神奈川の中小企業に就職した。皮肉なことに、浪人・留年、海外留学などで、現役モデルケースからはずれた人のほうが就職活動は容易だっただろう。折しも2002年度は、今に続く、インターネットを利用した「誰でも多くの企業にエントリーできる仕組み」が本格的に稼働した元年だった。PC・インターネット、携帯電話が使えない人は、その時点ではじかれた。大手企業も手探りで、まずは大学名で選別したため、著しく不平等だった。

 ひとくちに氷河期世代といっても、ITリテラシーの差は大きい。学生時代にWindows 95/98や、カラフルなカラーとスケルトンデザインで一斉を風靡したiMacなどでPCの存在を知り、その操作方法を独学や学校で習った層は、生まれて初めて触れたインターネット端末が10キー入力のケータイだったプレデジタルネイティブ世代、すでに最初からタッチ操作のスマートフォンだった、その下の完全デジタルネイティブ世代とは違い、PCのキーボード入力やマウスに慣れ親しみ、固定回線はダイヤルアップからADSL、光ファイバー(FTTH)、モバイルデータ通信は2G/3Gから4G(LTE)と、インフラの変化のともに、インターネットの普及をリアルタイムで体感してきた唯一の”アナログ→ネット世代”ともいえる。
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宅配トランクルームは「情弱ビジネス」か、「持たない暮らし」の必須サービスか

 宅配便を利用した「宅配型トランクルーム」を利用しようとしたら、夫が激怒した。専用段ボールを送付しない限り、契約は成立せず月額費用は発生しない、請求した段ボールは収納に再利用する、といったにも関わらず、箱をメチャクチャに壊された。「宅配トランクルームビジネスは今後普及する。だから、物流・倉庫関連の企業の株価が上がっている」と主張すると、「ステマで盛り上がる”情弱ビジネス”だからだ。自分が情弱から巻き上げるならいいが、巻き上げられる側になってはダメだ」とさらに怒った。

オンラインストレージのリアル版「宅配トランクルーム」

 実は、「宅配トランクルーム」は、現在、母一人で住んでいる家を遺産相続した際、自分達の荷物を置くトランクルームとして活用した上で、最低限かかる維持費用をゼロにするためにやりたいと思っていた副業のアイデアに近いものだった。自宅が狭く、年に数回しか使わないもの、捨てたくはないが、捨てられないものを保管する場所が欲しい、というニーズは高いはず。むしろ、「職住接近」で地価の高い都心部、その近郊に住む人が増えると、「狭い自宅にモノを極力置かない」ことが重要になる。

 「宅配トランクルーム」は、モノの正当な価格設定を判断できない”情弱”ではなく、正当に判断したうえで、必要とあれば費用を投じることを惜しまない、金銭的なゆとりのある富裕層向けのサービスではないか。ならば、今後、伸びるに違いない。

いま一番欲しいもの―それは自分だけのスペース

 子どもが部屋を毎日散らかし、夫はゴミ出しをほぼ一切せず、室内はデットスペースばかり、という状況を打開するため、当初は収納用品と本棚を検討していた。しかし、実物を見てもピンとこず、本当にいま、欲しいものは「自分だけのゆったりとしたスペース」だと気づき、視界から要らないものを消せばストレスが減ると気づいた。
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待機児童ゼロ達成の唯一の方法、改札の全方向に保育園を

 今年4月末から仕事復帰した。はや8か月、何とか続けられてきたのは、最寄りの平塚駅の改札から徒歩0分の保育園の立地と、最大21時までの保育時間の長さによるところが大きい。あらかじめ19時までの延長を申し込み、18時~19時の間に迎えに行く。勤務地が近い夫は、19時なら定時で仕事を切り上げれば間に合う。とはいえ、実際には出社時刻が遅く、実質的な業務終了時刻が遅くなっているため、お迎えは、いわゆる「時短」に切り替えた自分が担当している。
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