盛り上がり、そして縮小に向かったデジタル家電普及の10年

2016年7月30日07:18 | つぶやき, デジタル| 個別URL

 スマートフォン・携帯電話、携帯オーディオ、液晶テレビ、デジタルカメの4ジャンルについて、過去の販売データを振り返って記事を書いた。時間が足らず、PCやその他の機器は、データを追うことができなかった。ただ、全般的な傾向は変わらないだろう。

・デジカメは「一人1台」から「一家に1台」に逆戻り? ニーズに応えるカタチは一眼か
・10年間、進まなかった液晶テレビの大画面化 40型4K登場でついにシフト始まる?
・スマホの普及率がついに従来型を逆転 「ケータイ」はいつまで残る?
・2010年をピークに縮小続く携帯オーディオ 生き残りの道はハイレゾか、それとも?

 液晶テレビやレコーダー、デジタル一眼レフカメラなどは、「値下がり」によって、普及に弾みがついた。しかし、急激な値下がりが止まり、単価が上昇に転じた頃から販売台数は伸び悩んだ。iPod nanoが大ヒットした携帯オーディオプレーヤー、コンパクトデジタルカメラ、ノートPCなど、多くのジャンルは、それぞれピーク時より市場規模は縮小し、買い替え時のサイズアップによって、4Kテレビ=大画面テレビが伸びている液晶テレビ以外、下げ止まりの歯止めをかける要因は見当たらない。

 携帯オーディオやPND(ポータブルナビ)、電子辞書は、同じ機能をもつスマートフォンに需要を奪われた。その一方で、4Kテレビやウェアラブル端末、最近では、VR(バーチャルリアリティ)関連製品など、付加価値の高い新たなジャンルが立ち上がり、ユーザーから資金を調達して製品化するクラウドファンディングも活発になっている。デジタル製品のクラウドファンディングは、単なる先着割り引き販売にもみえるが、うまく回れば、最良の仕組みといえる。

 この10年の間に、さまざまなヒット商品が生まれたが、PLCやワンセグチューナー、デジタルフォトフレームなど、一過性のブームで終わったものも多い。PCソフトから生まれたバーチャルシンガー「初音ミク」、iPhoneをきっかけに、2011年から本格的に普及し始めたスマートフォンは、すっかり定着し、生活に溶け込んだ。

 ドコモのiPhone参入、3社横並びを招いた最初のきっかけは、2011年10月に掲載した記事<「iPhone 4S」キャリア対決、ソフトバンク51.7%、au48.3%でほぼ互角のスタート>かもしれない。

 2016年、ついに総務省は、端末の実質0円販売を禁止するなど、過剰な規制を指示するに至り、販売店には大きなマイナスを与えてしまった。とはいえ、あと何年も経てば、誰もキャリアの違いなどは気にしなくなるだろう。iPhoneはiPhoneであり、総務省の目論見が成功すれば、やがて端末と回線の販売は分離せざるを得なくなる。

 振り返ると、2011年は、地デジ化ではなく、従来のケータイからスマートフォンへのシフトによって、大きな転換点となった年だった。これだけは、後世まで伝わる記録に残るよう、訴えていきたい。

【関連記事】
・スマートフォンの普及と日本の歪み
・iPhoneをめぐる争い 最後に勝つのはどのキャリアか

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映画『るろうに剣心 京都大火編』感想――懐かしさと新しい魅力

2014年8月14日12:35 | つぶやき, 映画・ドラマ批評| 個別URL

 観るか観ないか、だいぶ悩んだ末、映画『るろうに剣心 京都大火編』を観に行った。鑑賞料金は、レディースデーのため1100円。観客は、俳優のファンと思われる20~50代の女性が多く、まれに子ども連れもいた。

・映画『るろうに剣心』公式サイト

 映画版第1作は観ていない。映画公開にあわせて執筆された原作者によるセルフリメイク『るろうに剣心 -キネマ版(特筆版)-』は、情報は知っていたが、やはり見ていない。アニメ化時のキャスト変更と、縁編(人誅編)の展開に失望し、連載開始当初のような熱意を失ったまま、連載が終了したため、「今さら」感のある映画化に興味が沸かなかったからだ。映画版第2弾『京都大火編』も、志々雄真実役が大河ドラマ『新選組!』の沖田総司役だった藤原竜也だと知り、予告編を見るまでは観る気はなかった。
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 冒頭の日常シーンでは、和洋折衷・文明開化の街の様子に、実写ならではの美しさ、細かさを感じた。史実に忠実かどうかはわからないが、多くの人がイメージする明治初期の雰囲気は、こんな感じだ。洋装と和装の人が入り混じり、どんどん新しい文化が生まれ、民衆は陽気で明るい。志々雄一派が集うシーンも和洋折衷で、賛同する一般兵(モブ)は、明治維新に不平を持つ氏族が大半なのだろうかと、混沌とした幕末~明治初期に思いを馳せた。
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【名無し】「はてなブログ」はじめました

2014年7月13日13:10 | つぶやき| 個別URL

 「Googleリーダー」終了後、代わりに「はてなブックマーク」を頻繁に見るようになった。独特の言論空間「はてな村」は、確かに存在している。この「はてな村」の一員になるべく、TWO-MIXのデビューから19年後の2014年4月29日から、ある特定のテーマに絞った「はてなブログ」を新たに始めた。

 数あるブログサービスのうち、「はてなブログ」を選んだ理由は、「はてな」の影響を受け、考え方が変わったから。インターネットをきっかけにリアルで出会った男性と結婚し、ネット言論の影響を受け、人生を大きな左右する決断を下してしまった。今やネットは人生そのもの。単なる情報収集/発信ツールではなく、個人の思想や行動を変える知の源泉だ。
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某都市銀行のサービス改悪

2014年7月12日22:30 | つぶやき| 個別URL

 住宅購入時、メインバンクを住宅ローンを組んだ別の銀行に切り替えた。実名を出すと、「りそな銀行」だ。市内にATMが一つもなく、不便だと知っていたが、不動産会社の提携ローンのメリットを評価した。会社近くにはATMや支店があり、今は通勤途中に利用できるので問題ない。さらに、ローン返済中は、特典として、「コンビニATM手数料月間最大3回まで無料」という説明を受け、休日、どうしても現金が必要になったら、自宅周辺のコンビニで引き出せばいいと考えた。
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それでも『残念な街』といわれる湘南平塚に住み続ける理由

2014年3月1日13:20 | つぶやき, 湘南ローカル情報| 個別URL

 神奈川新聞(カナロコ)に、平塚市の現状を的確に分析した、手厳しい内容の記事が掲載された。末尾の提言以外、ほぼ同意する。

・平塚市14年度予算案は約1756億円、ツインシティに力点

 (前略)新年度はさらに、平塚市大神地区と相模川対岸の寒川町倉見地区を新橋で結び一体的なまちづくりを行い、倉見地区に新幹線新駅を誘致する大型事業「ツインシティ計画」の推進に力を注ぐとしている。しかし同計画は、新駅の見通しが立たない中で肝心の倉見地区のまちづくりが進まず、現状では大神地区「ワンシティ」の国道129号沿線開発の様相が濃くなっている。地域住民の十全の理解も得られないまま、土地区画整理事業など数百億円規模の大型事業に突き進むことが妥当なのか厳しく問われている。

 落合市政が大型事業中心に動く陰で、平塚は2010年11月をピークに過去3年で人口が約2800人も減少した。昨年は転出超過(社会減)が県内で横須賀市に次ぐ規模。出生数も急減し、人口が約2万人少ない茅ケ崎市の出生数を下回った。社会減、自然減とも拡大傾向だ。働き盛り世代に選ばれず、子どもが生まれにくい街になっている。人口増が続いている藤沢、茅ケ崎市と比べ、湘南地域での平塚の地盤沈下は顕著だ。ハード、ソフト両面で、新年度予算案が、事態に十分対応しているか疑問も出よう。

 働き盛り世代に選ばれるには、都心への通勤が便利な駅周辺の活性化が重要な要素だ。駅北口の中心商店街は、平塚のアイデンティティーである湘南ひらつか七夕まつりを支える基盤でもある。駅前再開発の中心で懸案の見附台周辺地区再開発事業は、調査などが難航し、新年度予算案に盛り込めていない。まちづくりの方向性が問われている。

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