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「のだめカンタービレ」書評(1~18巻まで読んで)

2007年6月24日10:37 | 書評 | No Comments | 個別URL

■mixiより転記

二ノ宮知子作「のだめカンタービレ」。私は基本的に少女漫画を読まないのでその存在をまったく知らなかった。ドラマやアニメ化をきっかけに気に入った作品はコミックスで買い求めるが、自ら作品を探すことはしない。「のだめ」は私がピアノをやめた頃にスタートした。連載当初から知っていれば、決してやめたりしなかった。続けていれば来年で20年。しかし7、8年のブランクがあるため、今は難易度Bクラスが辛うじて弾ける程度。天才のだめには程遠い。

「のだめ」の魅力は3点。漫画としてシリアスとコメディのバランスがすばらしい。絵柄も、少女漫画的技法と青年漫画に影響を受けたとみられる写実的指向が相まって独特の世界観を作り出している。小畑健作画の「DEATH NOTE」には描き込み度は劣るものの、コマ外のコメントや背景のキャラなど、一読しただけは気づかない遊び心とサービス精神がうれしい。特に8巻後半以降、レベルアップし、主人公の相手役、千秋真一の色気がアップ。とても美しい。18巻に至ってようやく女性キャラにも美しさが出てきた。音楽家同様、漫画家もめまぐるしく進化する。
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