賃貸で住む、着席重視の沿線・駅の選び方


東京23区内勤務の場合

(1)駅から徒歩7分以内で、職場の最寄り駅まで乗り換え0〜1回で到着する(推奨)

(2)長時間の着席通勤、短時間の立ち通勤、どちらが生活スタイルに合っているか考える。立ちっぱなしOKなら沿線にこだわらず、家賃と物件仕様で絞り、着席通勤希望なら沿線・駅をピンポイントで定めて探す

(3)着席通勤したい場合、始発駅、始発でなくても必ず座れる駅、時差通勤なら座れる駅、有料通勤ライナーのある路線を選ぶ

(4)東京23区内に複数のオフィス拠点や店舗がある場合、外回りや取材で直行直帰する機会が多い場合は「東京・品川・新宿・池袋」のターミナル駅に乗り換え0〜1回、他の主要駅に乗り換え0〜2回で到着する駅を選ぶ

例えば……

・東急田園都市線:長津田/中央林間(渋谷・大手町まで乗り換えなし)
・東武スカイツリーライン(伊勢崎線):北越谷(品川まで乗り換え1回)
・JR東海道本線:平塚/大磯/二宮/藤沢(東京・品川・新宿・池袋まで乗り換えなし/新宿・池袋は湘南新宿ライン利用時)
・JR横須賀線:大船/戸塚/東戸塚/保土ヶ谷/新川崎(東京・品川・新宿・池袋まで乗り換えなし/新宿・池袋は湘南新宿ライン利用時)
・みなとみらい線:元町・中華街(新宿・池袋まで乗り換えなし、品川まで乗り換え1回)

(5)管理費含む家賃は手取り月収の25〜30%以内を目安とし、一人暮らしなら5〜6万円台、それぞれ収入のある社会人の二人暮らし・ルームシェアでも、できれば8万円以下に抑える。差額は、家事負担を軽減する時短家電の購入費用と、次の引っ越し代・家購入時の頭金の資金として、メガバンクより金利の高いインターネット銀行の定期預金や、共通ポイントサービスのポイントアップキャンペーンなどを活用して、わずかでも殖やしながら貯めていく

以前のエントリ<それでも『残念な街』といわれる湘南平塚に住み続ける理由>でもまとめた通り、東京都心のターミナル駅に乗り換えなしに行ける利便性と家賃の安さから、地元に残ることを選んだ。

しかし、変わり映えのない駅ビルと、東京駅から乗った場合、着席できるか運次第の上野東京ライン、ますます下がる賃貸物件の家賃相場(参考:賃貸の定番・2DKの需要は消えた? )に、人生で初めて「別の街に住みたい」と思った2018年1月。その夢は、やはり「駅徒歩7分以内は最低条件として譲れない」という思いと、物件価格の高騰からひとまず諦めるしかない。

あと10年も経てば、賃貸と持ち家住まいの格差はますます広がるだろう。探すと都内でも安い物件はいろいろある。街には働かない高齢者ばかりーー未体験の人口減少時代が本格的に始まる。