2012年6月の記事一覧

子どもは親の所有物ではない

2012年6月17日09:20 | つぶやき | 個別URL

 5月25日に何気なく書いたツイートが執筆者本人にリツイートされ、それがきっかけとなり、過去最多となる31件のリツイートと、7件の「お気に入り」をいただいた(2012年6月16日時点)。

 「子は親を養うための道具ではない。子は親の所有物ではない」とは、リンクを紹介した松永英明さん(@kotono8)が執筆した記事「河本準一氏叩きで見失われる本当の問題」の本文中の言葉をそのまま引用したもの。そして、記事を読んだ感想として、<この言葉を母に聞かせたい>と加えた。多数のリツイートは、「晒し」ではなく、「賛同」を意味していると思いたい。私と同じように、母親に対し、複雑な思いを抱いている人は少なくないようだ。家庭環境は人それぞれ。しかも、インターネットや友人を通じて多くの情報を得ている子ども側ではなく、交友関係が狭く、古い昭和の固定観念にとらわれた親側に問題があるパターンのほうが多いはず。現状の生活保護・年金・社会保険などの各種社会保障の制度と、高所得者優遇の税制を続ける限り、親族間の扶養義務強化には強く反対したい。
(さらに…)


つぶやき, ,

ループする貧困・格差の問題と閉塞感(2012年5月のツイートまとめ)

2012年6月16日18:10 | つぶやき | 個別URL

 図書館で偶然見つけた2009年12月発行の書籍『格差社会という不幸』を読んだ。動画ニュース「宮台マル激トーク・オン・デマンド」の再録のため、今から2、3年以上前に討論された内容だ。しかし、去年から今年にかけて、事故や制度変更をきっかけに注目を集めるようになった「貧困」「晩婚・非婚化」を中心に、行き過ぎた規制緩和や事なかれ主義による「安全軽視」、情報リテラシーの知識やとらえ方の違いによる数々の「炎上事件(個人叩き)」、そして、ネットとリアルの融合によって生まれた「ビックデータ」の活用と「個人情報保護」の両立など、さまざまな問題について、すでに論じていたことに驚いた。

 良識ある人のなかでは、現状を打破するための解決策は、ほぼ見えているはず。経済を活性化し、金銭的にも心理的にも身体的にも「生きやすい」世の中を作り、特に若年層の収入を増やすことだ。

 経済成長とともに、人類初の大量生産・大量消費の資本主義社会が到来し、核家族化が進んだ結果、「金の切れ目が縁の切れ目」になった。日本経済全体の成長が鈍化した後も、昔の栄光の復活を追い求め、さまざまな仕組み・制度の抜本的な見直しを行わなかった。『格差社会という不幸』の中で繰り返し触れられた、現状は「タメのない社会」という指摘に共感した。一度失敗するとやり直しが効かず、生まれついた家庭環境がよくないと、親が死ぬまで、生涯、負の影響を受け続ける。「タメのない社会」は、経済格差を助長させ、その結果として階層の二極化と少子化が進んでいく。問題は、「格差」ではなく、日本国内での相対的な「貧困」。そこに気づかない限り、世の中はよくならない。

 大学で初めてインターネットに触れた時、これから絶対に伸びる、可能性に満ちた世界だと思った。それから14年。ツール(道具)としては、高齢者を除き、広く一般に普及し、情報を自ら発信する人も増えた。掲示板・チャット、ブログ、コメント欄、トラックバック、そして、Twitter・Facebookと、手段は変わっても、Webのトレンドは、一貫して双方向・リアルタイムのコミュニケーションの活性化に向かっている。しかし、同時に昔ほど、楽しさを感じなくなってきた。Facebookや有料メルマガなど、閉じたネットワークで楽しむ傾向が強まり、書き手の顔が見える面白い個人ブログ、Twitterユーザーが減ってきてしまった。初代iPadを購入してから丸2年、ずっとネット端末として使い続けてきて、本音としては、iPad本体ではなく、iPadで見ているネットコンテンツに蔓延する閉塞感とループ感に対し、少々「飽きた」感じは否めない。

【関連記事】
・経済活性化策を考える
・iPadが約7割――過去2年間のタブレット端末の売れ行きを振り返る

(さらに…)


つぶやき,