10月18日、誕生日。私は一刻も早くアップしようと、記事を書いていた。翌日、10月19日の夜に自社サイトに記事を掲載し、翌日の昼、Yahoo!ニュースに配信した。その後、Yahoo!トピックストップに掲載された。
・「iPhone 4S」キャリア対決、ソフトバンク51.7%、au48.3%でほぼ互角のスタート

はてなブックマーク数は、自己最多の76(11月20日時点、自社サイトのみ)。それから1か月ほど経ち、もはや恒例となった「iPhone 4S」フィーバーも若干収まり、複数キャリアが扱うようになったことの弊害も見えてきた。auの躍進に対し、ドコモ、ソフトバンクモバイルともに、かなり危機感を抱いているようにみえる。発売前に危惧した通り、業界再編による国内メーカーの撤退・合併・規模縮小の可能性が現実味を帯びてきた。
・iPhone4Sがとどめ、国内携帯端末メーカーの最終章(東洋経済)
また、2011年10月は、月間販売台数の7割をスマートフォンが占め(そのうち半数がiPhone 4S。ドコモを中心にAndroid搭載スマートフォンも、ある程度売れている)、その詳細を地域差を含めた分析した記事のYahoo!ニュース上のコメントをみると、アンチスマホ・アンチiPhoneの人も、かなり多いようだ。ユーザーの多様性を認めない、収益性重視のキャリアの強制的な“スマホ移行”に、批判が集中している。
私自身、従来型携帯電話(ガラケー)とタブレット(iPad)の組み合わせが、荷物が重い・かさばる、写真の投稿がしづらい、という欠点を除けば、現時点ではベストだと思っている。満員の通勤電車で、毎日立って通勤する人は、選択肢はスマートフォンしかない。しかし、私のように、電車で必ず座って通勤できる人、自動車通勤者は、画面の大きいタブレットのほうが使いやすいはずだ。何よりバッテリ駆動時間が長くていい。毎月の月額負担額が安く済むという金銭的メリットもある。
戦国三英傑に例えると、ソフトバンクは”織田信長ポジション”になる?
最大通信速度は遅いものの、auの「iPhone 4S」のほうが電波のつかみが早く、体感での応答速度が速い(=使い勝手がいい)というブログの記事やツイートを頻繁にみかける。口コミでの評価は、au版のほうがよく、売れ行きも量販店に限れば、今のところほぼ半々という状態だ。
戦国三英傑に例えると、ソフトバンク=織田信長、au=豊臣秀吉、ドコモ=徳川家康(LTE版iPhoneから新たに取り扱うと仮定した場合)になるのか、ドコモ=信長(iモード)、SB=秀吉(iPhone)、au=家康(iPhone&WiMAX)になるのか。最終的に“信長ポジション”のキャリアが可哀想だと感じてきた。
NTTドコモの山田社長は、「iPhone 4S」発売後、いまだに「iPhoneを導入する希望はあきらめてない」と発言している。株主からの批判回避と、ユーザーを引きとめるための方便で、実際は何も話は動いていないと思うが、互いに欠点を抱える「SB対au」の不毛な争いの結果を見ていると、ドコモがiPhoneを取り扱うか、アップルがSIMフリー端末を発売してくれない限り、決着はつかないと思った。
しかし、日本人は多様性より利便性を求める国民性。もし今後、「docomo iPhone」が出たら、皆、そればかり選ぶだろう。おそらく次期モデル「iPhone 5」は、LTE、いわゆる4GサービスかWiMAXに対応するはず。キャリア争いは、その時が本番だ。
もちろん、アップルのiPhoneそのものが、天下を取れなかった「織田信長」的な存在、スマートフォン市場を開拓したが、数に勝るAndroid陣営に敗れ去った……というつなぎ役になる可能性もある。まだまだデジタル革命、メディア革命は続いている最中なのだ。
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