新モデル「iPhone 4S」はauも販売、キャリア勢力図激変か
2011/10/5 04:39 | つぶやき, デジタル | No Comments | 個別URL1年3か月ぶりの新モデル「iPhone 4S」が発表された。しかし現在、アップルの公式サイトにつながらない…。
個人的に思ったことを一言だけ。
「BCNランキング」は、POSデータに基づいて集計しているため、容量・キャリアの異なる製品は、別の製品としてカウントする。au・ソフトバンクモバイルの2社から販売されるとなると、携帯電話の記事を書くたびに、3モデル×2キャリアの6機種のシェアを毎回合算しなければならない。
はっきり言って、非常に面倒だ。時間が余分にかかり、集計ミスも起こしやすくなる。毎週、携帯電話の記事を書かないと、正確な売れ行きを伝えることができない。記事のネタ、露出が増えるのはいいことだけれど、ソフトバンクモバイルのビジネスが立ち行かなくなりそうで怖い。
そして、日本の場合、契約者数No.1のドコモから端末が出なければ、市場を独占することはできない。ドコモユーザーのデジタルガジェット好きは、これからもずっとSIMフリー版のiPhoneを待ち続けるだろう。特にガジェットに興味のない一般人は、Androidスマートフォンに買い替え、「携帯電話は不便になった」という印象を持ってしまうかもしれない。
iPhone 4Sは、ハード、ソフトの面ではそれほど斬新ではなかった。カメラの機能アップも想定内。音声コントロールは日本語非対応。ゲームやメッセージ機能、ビデオ通話には個人的に興味がなく、バッテリ駆動時間もそれほど延びていない。しかし、日本の携帯電話業界に限っていえば、大きな転換点になるだろう。ソフトバンクモバイルの独占販売体制が崩れ、複数のキャリアがiPhoneを取り扱うようになったことで、以前に危惧したとおり、国内メーカーの事業縮小・合併・撤退が相次ぐかもしれない。それほどまでにiPhoneと、iPhneを中心としたエコシステムは強固で、デジタルに余り詳しくない人にとってもわかりやすい。
一方、同時に発表されたiPod nanoのモデルチェンジは、想定内とはいえ、かなり残念だった。クリックホイールが復活しない限り、少なくとも日本でのシェアは以前の水準には戻らないだろう。日本での音楽プレーヤーの主な利用シーンは通勤・通学途中であることを、アップル本社はわかっていない。あるいは、わかっていても、全世界での傾向と生産の効率化を重視し、日本の市場を見捨てている(ただし、去年までは気にしていたらしい。シェアダウンの記事に本社が怒り沸騰だったとのこと)。改めて、今のアップルはiOS・iPhoneであり、その方針は世界に影響を与えると思い知らされた。
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