スマートフォンがヒットすればするほど、家電量販店は売るものがなくなる、というツイート(@wataru4)を見た。デジカメ、携帯オーディプレーヤー(iPod/ウォークマン)、ポータブルナビ、ゲーム機、デジタルフォトフレーム、そしてパソコン。高機能なスマートフォンが1台あれば、アプリを活用しながら何でもできる。特にカメラと携帯オーディオプレーヤーは、画質や音質にこだわる人以外、新たに購入・買い替えをしなくなり、このところ販売台数が落ち込んでいるようだ。
スマートフォン人気の実態は、ドコモとauのAndroid端末の広まり
2011年6月、携帯電話の月間販売台数に占めるスマートフォンの比率は5割を超え、新機種発売の影響を大きく受ける週次集計では6割を超えた。実際には首都圏に集中しており、全国的に普及しているとは言い難い。しかし、人口が多く、メディアの中心である首都圏で一般的になれば、やがて日本全国に広がるだろう。
【参考】
・スマートフォン人気で拡大する「液晶保護フィルム」、販売数は本体の2.5倍に!
・「GALAXY S II」が「INFOBAR A01」を抑え2週連続1位! 最新の携帯電話ランキング
昨年秋以来のスマートフォン人気は、正しくはNTTドコモの「Android搭載スマートフォン」の浸透と、auの「Android auのブーム」にある。OSが異なるiPhoneは、本来は、別物として考えたほうが正しい。2008年7月の発売以来、スマートフォンと呼べる端末のなかでiPhoneが人気だった。それ以外の選択肢はなく、メインキャリアのガラケー(フィーチャーフォン)と2台持ちする人が多かった。
2010年4月以降、ドコモユーザーに”Android搭載スマートフォン”という選択肢が加わり、秋以降は、従来の携帯電話の上位機種として「Android au」の端末を購入するauユーザーが増えた。iPhone以外、端末の魅力に惹かれて新規契約・MNPする人は少ないように思える。GALAXY SシリーズやXperiaシリーズが売れている最大の理由は、ドコモの端末だからだ。iOSのiPhoneより機能やデザインが大きく優れているわけではない。
もし、iPhone 3Gがドコモから発売されていれば、2008年中にスマートフォンの比率は5割を超していたかもしれない。過去3回のモデルチェンジのなかで、日本ではiPhone=アップル&ソフトバンクというイメージが広まってしまい、アップルやソフトバンク、孫正義社長を快く思わない人には、iPhoneは選択肢にすら入っていないに違いない。
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